[OSTRIV] ウクライナの18世紀街づくりゲーム「OSTRIV」ゲーム序盤の流れ【3年目】

[OSTRIV] ウクライナの18世紀街づくりゲーム「OSTRIV」ゲーム序盤の流れ【3年目】アイキャッチ

 

 

ウクライナの街づくりシミュレーションゲーム「OSTRIV」早期アクセス状態でのプレイ紹介です。初めてゲームをプレイする場合を想定して、村の運営を進めていきます。前回の記事に引き続き、3年目を進めていきます。

【2年目】の記事はこちら。

関連記事

  ウクライナの街づくりシミュレーションゲーム「OSTRIV」早期アクセス状態でのプレイ紹介です。初めてゲームをプレイする場合を想定して、村の運営を進めていきます。前回の記事に引き続き、2年目を進めていきま[…]

[OSTRIV] ウクライナの18世紀街づくりゲーム「OSTRIV」ゲーム序盤の流れ【2年目】アイキャッチ

※アルファ版(2020.7現在)のプレイとなります。バージョンによってプレイに差がある場合がありますのでご注意ください。ゲームを立ち上げると最初の画面右下にバージョン情報が出ます。本記事は「Alpha3 patch3(0.3.3.1)」となります。
※ネタバレを含みます。

広告

OSTRIV 序盤プレイ【3年目】

前回の記事では、移住者を増やし街を発展させ、それに伴う予算と雇用の調整方法を学びました。3年目は近隣の村と交易し、動物を購入して産業を増やしていきます。
本ページの説明の合間合間に、適宜住宅を追加して労働者の数が足りなくならないように気を配ってください。

畜産の準備

Trading Post(交易所)とともに、畜産の準備をしましょう。先に各動物を買う施設の準備ができていないと買った動物が村に住むことができません。施設ができていなくても動物は買えてしまいますが、結局村に届かないのでお金だけ無駄になってしまいますので気を付けましょう。

動物を買うための施設

今のところ村で飼えるのは「鶏」「牛」「豚」の3種類となります。
鶏にはエサとしてWheat(小麦)、Buckwheat(ソバ)、Sunflower(ひまわり)と水、豚はエサとしてWheat(小麦)、potato(ジャガイモ)、Buckwheat(ソバ)、Sunflower(ひまわり)と水、牛はエサとして干し草(夏季は休耕地を牧草として利用可能)と水が必要です。施設の近くに井戸を建てるのを忘れないようにしましょう。

全部一気に飼うと資源が急に足りなくなったりする恐れがありますので注意してください。
鶏は卵と肉を、豚は油・肉・皮、そして牛は肉と皮をもたらします。皮は後から靴などに加工ができます。各施設を建てたら、えさと水の在庫の設定、労働者の設定等を忘れず行ってください。

エサはストックしておかなければならない

上の画像は「鶏舎」の場合の例です。Resource supply(資源供給)ボタンからエサとして使う物資のストック量を変更できます。最初は水と小麦だけが設定されていますが、蕎麦やヒマワリを栽培していたらそれもストックするようにすると万一の在庫切れを防げます。

家畜には必ず労働者とエサが必要

家畜たちが村に来た時に家畜用施設がないと連れて帰られてしまうのか、買い損になりますが、施設があっても労働者がいない、エサの準備が整っていない場合も、家畜はすぐに死んでしまいます。せっかく買った家畜が無駄になりますので、きちんと準備が整ったことを確認してから買うようにしてください。

Trading Post(交易所)の運用

立派な交易所が建設されたら、さっそく交易を始めましょう。
交易所メニューを開いて、マネージャーとワーカーをそれぞれ一人ずつ雇用します。特にマネージャは必ず必要です。

交易所の使い方

「ワールドマップ」ボタンからワールドマップを開くと、自分の村を中心に、3つの村が見えています。各村をクリックすると名前と距離、使者を送るのに必要な予算が表示されます。
遠い村にはよりお金がかかりますので注意が必要です。

ワールドマップの見方

さらに村には特産品があって、例えば塩などはどこかの村にしかない場合が多いです。さらに、最初の状態ではどの村で何を扱っているのかがわからないため(何回かやってみましたがプレイごとに扱う商品は変わるようです。)、最初の使者派遣はもう賭けと言っていい感じです(笑)。

Trading Post(交易所)を建てると他の村からの使者が来ることもありますので、お金を掛けたくない方はこちらからは送らず、向こうからやってくるのを待つのが良いと思います。扱っている品物がわかればピンポイントで使者を送ることができます。
購入の値段はまあまあで、こちらから売却する値段は低めなので、頻繁に使者を送ってしまうとそれだけで赤字になってしまいますのでここぞという場合にのみ使者は送ったほうがよさそうです。

ということで今回は一番近いBalakliyaに使者を送ってみることにします。使者がゆっくりと他の村へ向かいます。

こちらから使者を出す方法

使者が到着して交易が可能な状態になると上部にアラートと、下部に馬のアイコンが出ます。

使者が到着するとお知らせがある

馬のアイコンか、ワールドマップアイコンをクリックすると取引画面に変わります。一旦ここで時間を止めてゆっくり吟味しましょう。ちょっとわかりにくいのですが、左側「Offers(提供)」が相手の村から買えるもの。「Demands(要求)」が自分の村から売れるもの、です。カッコ()の中身は売買できる数です。
今回は鶏が欲しかったのですが、ガーン!売ってない(笑)。牛と豚はいますが、今買っても無駄になるだけなのでそれは買わずにおきます。

交易画面の説明

次、売れるものはないか確認しましょう。ジャガイモの在庫が2318とかなり多いので、この際売ってしまいましょう。購入してくれる限界が1000なので1000個売ってしまいます。
「Demands(要求)」側にある「potato(1000)」ボタンを押すとダイアログが開きますので個数を決定して「Deal!(引き合い)」で販売します。

交易の仕方

さらに購入しておいたほうがいいものはないでしょうか。前回やったように、画面上部のメニュー、一番右のお金のマークのところから村の資源の在庫を確認できます。今回Iron(鉄)の在庫が0になっていたので、このままですと釘が作れなくなるのでで少し買っておくことにします。
資金と相談して買いすぎないよう注意してください。

村の資源在庫の見方

他の村からの使者

などごちゃごちゃやっているうちに、別の村から使者がやってきました。馬のアイコン右側の方です。マウスを合わせるとどこから来たのかを見ることができます。今回来たのはMerefaの街からでした。早速オファーを見ると、鶏がいる!

外の村から交易のため使者がやってくることも

ということで早速鶏を購入します。先ほどと同じように数量を選んで購入します。鶏舎には30羽まで鶏を飼うことができますが、30羽買うのは止めましょう。少し時間はかかりますが、2~3羽だけ購入し、村で増やした方が安上がりです。資金が潤沢な場合は買って構いませんが、現状赤字の危機なので、節約でいきましょう。

動物はたくさん買わないこと

交易物の確認

使者が来たら、ついでに交易画面を見て売れそうなものを探しましょう。
買ってくれ失者は、今のところポテコ村では産出していないものばかりでしたが、例えばSunflower(ひまわり)やBuckwheat(ソバ)、Hemp(麻)は来年以降栽培すれば売れそう、卵は余ったら交易しよう、とか村で必要で、かつ交易にも使えそうなものを見ておくといいと思います。
現在見たことのないであろうLime(石灰)やTextile(織物)などは後々で大丈夫です。Metal parts(金属部品)のような製造品(例えばMetal partsはSmithy(鍛冶屋)で作られる)は、原材料を輸入に頼らなければいけない(ironは今のところ輸入しか方法がない)うえ、1ユニットがそんなに高くないので儲けが出るのか微妙なため、予算が安定してから考えたほうが良いかなー、など。
現在ある生産施設で何が作れるのかもきちんと把握しておきましょう。

鶏舎の管理

しばらくするとMerefaからワゴンに乗せられた鶏が鶏舎に到着しました。

動物はワゴンで運ばれてきます

鶏舎のクリックして中を見てみましょう。
Hatchlings limit(ヒナの数(孵化させる数)の制限)、Livestock limit(家畜(親鳥)の数の制限)のバー、そして各右上に現在の数が表示されています。

Hatchlings limit数を3に設定するとヒナが最大3羽いる状態になるということです。
Livestock limitは、鶏舎の中に何羽親鳥を置いておくかの設定で、30に制限しておくと、35羽大人の鳥がいる場合、ランダムに5羽選ばれて肉として出荷されるという感じです。とはいえきっちり必ずその数になるというわけでもない(揺らぎがある)のでだいたいで大丈夫です。皆さんで調整してみてください。
わからない場合は全部MAXに設定しておくことをお勧めします。

鶏舎の管理

また、鶏は卵または肉の状態で出荷されます。出荷できる商品が増えましたので、卵なり肉なりが少し鶏舎にストックされたらMarket stall(露店)を増やして食料として販売するのを忘れないようにしてください。

豚舎・牛舎の準備

資金がどんどん減っているため、こちらから使者を送ることは控え、向こうから来てくれるのを待つ方向にしたポテコ村。ということで豚舎や牛舎の準備だけ先にしていきます。

先ほど見たように、牛の飼育には干し草が必要なのでHay dryer(干し草乾燥機)とHay barrack(乾草置き場)も準備しておきましょう。
Hay dryer(干し草乾燥機)を適当なところに建てると手が空いている住民が草を集めて干し草を作ってくれます。さらにHay barrack(干し草置き場)を配置すると完成した干し草をそこに備蓄してくれます。ここから牛舎へ干し草が運ばれます。

牛のための干し草を作る

牛は冬季に月に1頭当たり25ユニットの干し草を消費するとありますので、足りなくならないよう注意してください。

牛と豚購入時の注意

牛と豚は、オスとメスが存在し、当然のことながらオスメス両方いないと繁殖できません。最初の購入時に必ずオスとメスを対で買うようにしてください。
豚の場合メスはPigs、オスはPigs(boars)、牛の場合メスはCowsオスはBullsです。牛はもう1種類、農耕用の去勢牛Oxenというのがいますが、これは後から自分の牛を去勢することも可能なので、買う必要はありません。

牛と豚の購入時の注意点

牛や豚はだいたい8カ月を超えたあたりから繁殖するようです。牛は年に1回、豚はもうちょっと早いサイクルで増えていきます。

牛と豚の管理

豚または牛が到着したらメニューを確認しましょう。
今回は牛の画面で説明します。牛舎に現在いる牛の情報が確認できます。左から性別、年齢、優先的に出荷するチェックボックス、自動出荷をしないよう保護するチェックボックス、オス牛を去勢して農耕用に変えるoxボタンです。
出荷というのはいわゆるドナドナで、これには別施設が必要です(後述)。保護するのは、繁殖用のオス牛を必ず1頭残しておきたいので間違って出荷されないようにするためです。オスが1頭もいなくなってしまうと繁殖できなくなり、オスを飼いなおさなければならないので注意してください。ここまでは豚も同様です。
牛にはさらにoxボタンがあり、これはオス牛を去勢して農耕に使える(畑を耕すのに使用)ようにするためで、これは1歳以上のオスにしか適用できません。また、何頭も必要はないのでもし使う場合は1頭いれば十分かと思います。

牛と豚の管理方法

さらに牛舎は夏の間(雪が降っていない間)は放牧地に出してやる必要があります。add pasture(牧草地を追加)で、農園と同じように放牧地を設定することができます。下の方のチェックボックス「Use fallow field if available(可能な場合は休耕地を使用)」チェックボックスを入れ、すでにある農園と関連付けてあげれば休耕地を放牧地として使用することができます。

add pasture(牧草地を追加)ボタンをクリックしてから農地を作成、それをクリックすると、農園と関連付けするボタンが表示されます。それをクリックしてから農園の建物をクリックすると関連付けがされ、農園の方の農地リストに放牧地が追加され、ほかの農地と同じように管理できるようになります。農園の方でアクティブ化と、作物の設定を忘れずにやってください。
その状態で、牛舎の「Use fallow field if available(可能な場合は休耕地を使用)」がONになっていれば、休耕に設定した農地に夏の間は自動的に牛が放牧されるようになります。

牛舎と農園の関連付け

1歳以上のオス牛と牝牛がいると、年に1頭の子供を産みます。子供がいるメス牛はミルクを産出します。豚は1歳以上くらいで年に1度、6~8頭の子供を産みます。豚はあっという間に豚舎がいっぱいになりますので肉の生産にはピッタリです。生後1年未満の豚も出荷してしまって大丈夫です。
1頭当たりの肉の産出量は牛のほうが多いですが、年に1頭しか産みませんので増やす&安定して牛肉が生産できるまでに少し時間がかかります。

食肉処理場の準備

動物が繁殖しだす前に食肉処理場の建設を始めておきましょう。牛と豚は出荷すると肉とその他副産物として販売できるようになります。彼らを肉にするにはSlaughterhouse(食肉処理場)が必要です。食肉処理場が稼働していないと出荷ができませんが、逆に食肉処理場の稼働期間を調整することでまとめて年に数回一気に出荷するなども可能です。

食肉処理場

牛舎・豚舎のLivestock limitで設定した数を越えた分が自動的に食肉処理場へ出荷されていきます。基本的に年齢順に出荷されます。
出荷されたくない家畜は「Protect」を、オスが多すぎて必要ないなどの場合は優先出荷の「Slaughter」チェックボックスを使用してうまく出荷をコントロールしてください。36ヶ月とか6ヶ月とかの仔牛・子豚も出荷可能です。

広告

まとめ – 3年めの終わり

ということでここで12月が来てしまいました。ここまででほぼ基本の生産施設が出そろいました。実際のところ、ここまでそろえれば現在のアルファ版においては村を運営していくことには困りません。実際のところ資金がマイナスになってもゲームオーバーにはなりませんのであとは食料生産を増やし、人を増やしていくだけです。
100人以上の村にするには、「Small chapel I(小さな礼拝堂)」、300人以上の村にするにはChurch(教会)が必要ですが、それ以外に住人の満足度などはありませんし、その他の施設も未実装です。

次回は今のところのアドバンス要素、生産物を利用しての高度な生産物の生産についてやっていきます。

3年目の終わり。少しづつ村は発展しています。

3年目の終わり。徐々に村の範囲が広がってきました。